私は個人輸出を知り、はじめて海外のオークションサイトであるebayの存在を知りました。
日本でオークションと言えばヤフオクなので、それしか知りませんでした。
ここは全世界の人が登録して売買をしているのですが、約2億人のユーザーがいます。
ヤフオクが1000万人と言われていますので桁が違います。
マーケットは大きな方が稼げる可能性は高くなりますよね。
また、日本にいると気づきませんが、海外では日本の製品というのは人気があります。
Made in Japanは品質がいいからです。
ですから、日本では1万円で買えるものでも2万円でオークションで売買されていたりします。
そのクオリティの高い日本製商品を身近で買えるのは大きな武器ですね。
ebayで出品して、売れたらアマゾンなどで仕入れて海外へ発送すれば良いのです。
そんな話を聞いてやってみることにしました。
甘くないebay輸出の現実
しかし、ebayがはじまった当初はおいしい話だったかもしれませんが、現在はそれほど甘いものではなくなってきています。
ebayとpaypalの手数料が合計で15%ほどになるので、実際の手取りは85%です。
もし、海外への送料を無料にしていたとしたら、配送料もかかってしまいます。
1万円の商品だと2000円手元に残れば御の字ということになってしまいます。
私の場合は、始めたばかりの頃、手数料などを気にせず販売していたため大赤字になってしまったのです。
現在は500円~1500円の利益が出る商品を販売しているので良いのですが、それもだんだんライバルが出てきて売れなくなってしまっています。
それでもebayを続ける理由とは?
とは言っても、ebayはつづけた方が良いのです。
理由は
- 何が売れるのか?売れ筋商品がわかる
- どれくらいで売れるのかがわかる
- メールアドレスを入手できる
特にマーケティングの要素が強いと思います。
先にもご紹介しましたが手数料がかなり高いです。
集客や決済システムを使えるメリットは大きいのですが、売り上げに応じて手数料が引かれますので、大きな経費になってしまいます。
オークションを使って海外で何が売れて、いくらくらいで売れているのかを把握します。
それをネットショップなどで反映することを前提とすれば、ebayや海外Amazonは有効な手段です。
オークションで利益を取るというのではなく、マーケティングに使うといいですよね。
また、買った人のメールアドレスがわかるので、リスト化しておくと興味がある人のリストができ、そこから追加の販売アプローチができますよね。
見かけだけの利益を見るとebayは個人輸出には難しいですが、見方を変えると非常に有効な手法になります。