個人事業主の意外で安全な資金調達方法とは

ebay輸出の中古品を販売していく上では、資金調達が必要になるときがあります。

ある程度は手持ちの事業資金の中で 回していくのは必須ですが、

  • 在庫を大量に持ちたい
  • 運転資金がショートしそうな場合

特に、アマゾン販売をしている人はサスペンドされると資金を引き出すことができませんので、資金がショートする可能性がありますね。

 

こういったケースでは何らかの資金調達が必要です。

 

銀行から融資を受けるという方法ももちろんありますが、私はそこは詳しくありません。

融資を受けるとなると、事業計画書やこれまでの収益の確定申告書などを提出する必要がありますよね。

それ以外に 私の専門分野から言うと「生命保険を活用する方法」もあります。

生命保険から事業資金を調達する方法

法人の場合は事業資金を生命保険で活用することは多いのですが、個人事業主でもこれを活用する方がいいときがあります。

 

ただし、これは今日いきなりできる方法ではありません。

既に、これまで掛けていた保険があることが前提です。

 

結論から言うと、終身保険や長期間の定期保険を活用します。

 

こういった積立型の生命保険には「解約返戻金」と呼ばれる積立金のようなものが貯まっています。

解約したら戻ってくるお金ですね。

 

これまで自分がかけてきた保険の中にこの「解約返戻金」があれば、その範囲内で「契約者貸付」という制度を利用することができます。

 

こちらで詳しく説明されています

⇒契約者貸付について

 

例えば、解約金が100万円貯まっていたとします。

 

その中の7割から8割ぐらいを契約者貸付の制度を利用して借りることができます。

もちろん貸付なので利息は発生します。

 

これを利用するメリットしては、既に溜まっている中から借りられることです。

 

つまり自分で貯めた中から貸してもらうと言う感じですね。

 

特に返済期限というものはないので、ある程度余裕ができた時に返済すればよいのです。

 

銀行から借り入れると毎月の返済などで大変ですが、そに比べるとかなり気は楽になるはず。

 

もし、今そう言った貯蓄型の保険に 入っていないのであれば、5年後10年後の事を考えて今から加入しておく方が良いでしょう。

 

今はインターネットから手続きできるので、早ければ翌営業日には口座へ着金します。

 

銀行の融資担当者と話をしたり、奥さんに了解を取らずに使える自由な事業資金です。

 

普段は順調に来ていても、急に売り上げが落ちたりするケースなどがあります。

その時資金繰りに困るようなことがあれば、契約者貸付をを活用することができるということを頭に置いておきましょう。

 

ちなみに、私はこの積立型の保険に加入しています。

 

今のところ貸付の制度を利用する予定はないですが、

万一の時はこれでしばらくは凌げるな」

という安心感があります。

 

私の場合、家計の貯蓄と事業資金等を分けているので、家計の貯蓄を使うのは最後にしたいと考えています。

妻に説明も必要ですし、不安にさせてしまいます。

 

経営していく中で、精神的な安定がないと判断を誤ってしまいます。

感情に振り回されて行動をしてしまうということ。

 

でも、こういったセーフティーネット的なものをいくつか用意しておくと、経営判断もうまくいく確率が高まります。

事業資金として生命保険の契約者貸付という制度が使えるということを頭の隅に置いといてください。