中古品輸出のメルカリ仕入れで詐欺に遭いました

私はeBayの輸出用にメルカリで仕入れをすることがあるのですが、ブランド品の偽物を掴まされ詐欺に遭ってしまいました。

そのことについてお話します。

前回の記事で、中古品輸出が好調ですと書きました。

月間で波はあるのですが、概ね順調ですね。

 

しかし、何度か痛い目に遭いました。

それが、スマホのフリマアプリ「メルカリ」です。

メルカリ仕入れで失敗した点

中古品ショップやヤフオクなどに比べて、中古品が安く買えることが多いメルカリをよく利用していました。

 

しかし、何度か痛い目に遭ったので利用するのを止めることにしました。

 

主なものとしては、

  • 不具合があるジャンク品を何件か掴まされた
  • モンブランの偽物を掴まされた

というものです。

不具合のある商品を掴まされた

フリマアプリでコメントで出品者とやり取りしながら値下げ交渉ができるのが最大のメリットです。

 

あと、不具合がないかどうかも直接やりとりできるので安心できると思っていました。

 

洋服などはそんなこともないのかもしれませんが、釣具やカメラといった繊細な機能が付いたものに関しては、かなり注意が必要です。

 

私はカメラも釣り具もあまり詳しくないのですがebayで出品していて、今まではジャンク品を販売したことはありませんでした。

 

しかし、4件くらい続けてジャンク品が発生しました。

 

よく見ると部品が壊れていたり、異常に汚れていて使えなかったりしました。

 

到着時点で気づいたものに関しては、こちらで修理やオーバーホールをするので、その分を値引きしてもらったり、返品したりできます。

 

ここは交渉次第ですね。

 

しかし、到着した時に不具合に気づかず、受け取りと評価をしてしまったら、原則返品はできなくなってしまいます。

 

メルカリの場合、受け取り評価をしてしまったら一切介入してくれません。

 

もっと最悪なのは、動作確認で気づかずに販売してしまったときです。

 

これまでebayで販売したもので不具合があったとしても、値下げで対応をしていましたが、初めて返品を受けることになりました。

 

釣り用のリールがうまく動作せず、不具合が3箇所もあったとのことです。

 

送料をこちらで負担することにしましたが、バイヤーはアメリカの方だったので32.25ドルで4000円近くもかかってしまいました。

 

しかも、バイヤーには返品する手間をかけさせた上に、戻ってきた商品をまた修理しないといけません。

 

中古釣具屋さんへ売ってもいいのですが、考えものです。

 

メルカリで市価よりも数千円安く買えたと喜んでいる場合ではありませんでした。

 

ちゃんとした中古ショップで買うとこのようなことはないと思います。

モンブランの偽物を掴まされた

もう一つは、新しい試みでブランド物の万年筆は海外で売れるんじゃないかと思い、メルカリでモンブランの万年筆を買いました。

 

もちろん、ほとんど知識がないまま状態がかなり綺麗だったので購入して喜んでいました。

 

ebayに出品すると15000円で仕入れたものが30000円で購入されました。

 

バイヤーは日本にお住まいの外国人の方でした。

 

発送して、バイヤーの元に届いたときにメッセージがあり、

「この商品は偽物です。闇市場で5000円で取引されているものです。返品します」

とのことでした。

 

ガーン!!

 

偽物だということだけでもショックなのに、闇市場が存在することを知り衝撃を受けました。

 

メルカリの事務局に掛けあったり、出品者へ連絡しましたが取り合ってもらえませんでした。

 

バイヤーは商品を返送すると言ってくれましたが、偽物を持っていても仕方がないので廃棄してもらいました。

メルカリは個人使用のために利用しましょう

ということで、私の結論としては、個人間のフリーマケットとして使う分には良いところだと思いますが、転売するのが目的の場合には不向きだと思います。

 

特にカメラや釣り具は、実際に使ってみないと正常に動くかなんてわかりませんからね。

 

ヤフオクなんかは結構規約も厳しいのもあり、こんなことは一度もありませんでした。

 

セラーとしては安さだけで飛びついてはダメですね。

また勉強になりました。