eBayでブラジルのバイヤーへ販売した商品で、「未着だから返金して欲しい」というリクエストが、別々のバイヤー2人からほぼ同時に届いたことがありました。
バイヤーが住んでいる地域は違っていたのでたぶん偶然です。
しかし、この件以来、ブラジルのバイヤーへはかなり警戒するようになりました。
ブラジル人バイヤーから2件の未着リクエストの内容
どちらも、同じようなよくある状況でした。
販売し発送してから1ヶ月後くらいに「まだ届いてません」の問い合わせが届きました。
たまにあることなにで、
「こちらで日本郵便を通じて調査依頼をします。
通常、3週間位かかりますのでお待ち下さい。」
とメールをして了承してもらいました。
しかし、その1週間後、未着による返金のリクエスト。
2件ほぼ同時でした。
商品は合計で4万くらいだったので痛かったのですが、
「今、調査依頼出してるけど、商品届いたらもう一度支払ってね」
と念押しして返金しました。
事実が判明
1週間後、日本郵便を通じて2つの商品の状況がわかりました。
どちらも、受取人が取りに来ていなくて郵便局に保管されているとのこと。
最初はやさしく、
「近くの○○郵便局に届いているから取りに行ってね」
というメールをしました。
それまでは普通に連絡が取れていた2人のバイヤーからは返答なし。
私は珍しく激高!
「商品は近くの○○郵便局に届いているから今すぐ取りに行ってくれ!
そして、私への代金を支払え!」
って内容のメールを送りました。
たぶん、2日おきに5回くらい。
同時にeBayのセラーサポートへも、事の経緯を説明してeBay側で対応できないかを確認。
eBayからは
「商品が届いていないのは事実なので返金するのは当然の対応です。
今回の件に関してはセラーと日本郵便で交渉するべき案件です。」
と、いつもながら冷たい対応。
結論から言うと泣き寝入りです。
日本郵便では亡失や破損ではないので補償の対象外です。
単に受取人が取りに行ってないだけなので当然ですよね。
しかも、私はeパケットで発送しているので、6000円までしか補償もありませんし、仕方ないですね。
連絡が取れなくなったという点を考えても、意図的にされていたと考えるのが自然です。
また、2人のバイヤーのうち1人は過去にも未着返金をしていて、このあとでアカウントがなくなっていました。
バイヤーをブロックして対応
こういった悪質なバイヤーはeBay上でブロックするに限ります。
しかし、アカウントを変えて購入してきたりしますので、注意が必要です。
ただ、ブラジル人バイヤーの場合、かなりの確率でアンダーバリューを依頼してきます。
その時に断ればたいてい購入されません。
今回ご紹介した2件はアンダーバリューを言ってきませんでした。
その点でも「おかしいな」という感じですね。
今回は返金してしまったあとだったのでeBayも冷たい対応でしたが、現地への調査依頼書の回答がもう少し早ければeBayももう少しセラー寄りだったかもしれませんね。
また、こういった未着案件は必ずありますから淡々と対応することも大事ですが、このときにはついつい感情的になってしまいました。
他にもこんなこともありました。
越境取引では面白いことがいろいろと起こりますね。